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ゴッドファーザー

Category : 映画 洋画 .か行 ゴッドファーザー
ゴッドファーザー [DVD]

ドン・コルレオーネの屋敷の庭で行われている娘コニーの華やかな結婚式。
一方屋敷のブラインドが降ろされた暗い一室では、友人の頼みごとをドン・コルレオーネが聞いていた。

物語冒頭でのこの対照的な二つのシークエンスが表と裏の世界を見事に表現している。
しかし、不思議と違和感は感じない。
表と裏の世界がファミリーという一つの絆で結びついているからだ。

「家庭を大切にしない奴は男じゃない」
「イタリア人には何にもまさるつながりだ」

絆を守るため、時には圧倒的な権力を。圧倒的な暴力を。
そして、犠牲を。
そこには疑問を挟む余地さえない。

すべてはゴッドファーザーという圧倒的な存在、信頼で成り立っている。
その構図は見ていて非常に痛々しくもどこか美しい。

しかし、それもドン・コルレオーネがファミリーの抗争での凶弾で倒れたことで微妙に崩れ始める。
もともとが現代では考えられないほどのもろく危ういバランスで成り立っていたのだ。

そして、ファミリーを守るため、やがて堅気であった三男のマイケルまで裏社会へと身を投じていく。


「最近ワインがうまい」

マイケルと対峙してドン・コルレオーネがこの台詞を言うシーンは印象的だ。
これまで、ワインを味わう余裕もなかったのだろうか。
ゴッドファーザーであるためには、ワインなどで酔ったりしてはいけないのかもしれない。
決して気を抜いてはいけない。油断してはいけない存在なのだ。

マイケルが"いい事だよ"と言うと、それに対してドン・コルレオーネは"どうかな"と答える。
素直に喜べないのは、マイケルを思ってのことだろうか。
きっとマイケルはワインの味なんかすぐに忘れてしまうだろう。
マイケルはこれからいかなる時でも、ゴッドファーザーであらねばいけないのだ。

ケイにあなたがやったの?と問われ、マイケルはゆっくりと"ちがう"と。
マイケルは真面目な男だ。それが故にファミリーを大切にしすぎる。
だから、どこまでも冷酷になれる。今までの自分自身を殺してしまうほどに。

ケイのどこか不安そうで寂しげな表情を見たとき
冒頭のコニーの結婚式のシーンでマイケルとケイが楽しそうにワインを飲むシーンが私の中で静かにフラッシュバックした。

0822

「ブログ DE ロードショー」の企画に今回も参加させてもらいました。
今回は「ゴッドファーザー」です。
この企画では初めて以前に観たことある映画ということになりました。
一時期ギャングとかのドンパチ物にはまってた頃がありまして、その時に一気に観たと思います。
その時の私は、たぶん単純に派手にドンパチしてるのがかっこいいと思って観てたんですね。
そして、この映画を最初観た時はなんか違うなあと思ったんです。
派手さはないし、ドンパチのシーンもあっさりだなって。
それでも一つ一つのシーンがとても緊張感に溢れていて強烈に脳裏に焼きついて。
それだけ演技や音楽などが圧倒的に素晴らしかったです。
内容もファミリーの絆が深く描かれており良かったです。
ファミリーの絆を重視するあまりにその絆が壊れていくのは何とも切ないですね。
時間は三時間と長い映画ですが、とにかくあっという間です。
久しぶりに観たことだし、このままパート2へ行こうと思います。(笑)

私的評価 ★★★★★

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Author:たそがれピエロ
現在社会人1年目。
仕事に追われブログの更新もやや停滞気味。
そんな私の日常や趣味をだらだらと書いています。
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