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海を飛ぶ夢

Category : 映画 洋画 .あ行 海を飛ぶ夢
海を飛ぶ夢 [DVD]

ノルウェー船の搭乗員として世界中を旅していたラモン。
しかし、25歳の夏、ある事故で首より下が不随となってしまう。
それから26年後、彼は死を選ぼうとする。

彼がなぜ死を選ぼうとするのか。

「つまり、今の状態で生きることは尊厳がないから」
「車椅子の生活は、失った自由の残骸にすがりつくことだ」

ラモンのため海を捨て牧場の仕事をする兄。
息子のように毎日世話をしている義姉マヌエラ。
兄夫婦の愛に包まれながら生活を送っている中で、それでも死を望むのは彼の傲慢だろうか。
それとも、死を望む者に生きろというほうが傲慢なのか。

「生を選ぶ人たちのことを批判するつもりはないよ」
「だから、僕や死を手伝う人を批判しないでくれ」

一方、彼の意見を尊重しようとする人もいる。
尊厳死を支援する団体のジェネ。
女性弁護士のフリア。
TVで彼を観て力になりたいというロサ。

「死はいつでも僕たちの周りにいて、誰にでもいつか訪れるものだから」

それぞれの立場は違えど、知的でユーモアなラモンはたくさんの愛に包まれその生活を送っている。
そんな彼はいつか訪れるその死を待つことはできなかったのだろうか。

「僕にとってこの距離は無限だ。君に手を伸ばそうと思っても永遠に近づけない」

彼はわかってしまったのだ。
愛する人がベッドの横にいても決して手が届かないこと。決してその唇に触れられないこと。
夢の中だけでしか愛を感じることができないことを。

すべては叶わぬ旅路、儚い幻、見果てぬ夢。

「僕を本当に愛する人は死なせてくれる人だ」

彼が求めた愛はあまりにも純粋で哀しいもの。

もし愛する人が死を望んでいるとしたら―。

0425

本作品は、実在の人物ラモン・サンペドロの手記「レターズ・フロム・ヘル」を元に映画化された作品です。
テーマは「尊厳死」
非常に重いテーマです。スペインで実際に起きた出来事なのでより重みが増します。
生きることは義務なのか権利なのかを考えさせられます。
そして、様々な立場の愛の形をみることができます。
重い雰囲気の中に見える美しい映像や言葉が印象的です。
見応え十分の素晴らしい映画でした。邦題も素敵ですね。
ちなみに、私はまだ彼が尊厳死を望む気持ちが理解できません。
それは、やはり死をまだ身近に感じていないから。
いつかラモンの気持ちがわかる日が来るのでしょうか。
もし来るとしたらとても寂しい事ですが。

私的評価 ★★★★☆

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Author:たそがれピエロ
現在社会人1年目。
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