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題名のない子守唄

Category : 映画 洋画 .た行 題名のない子守唄
題名のない子守唄 [DVD]

物語冒頭3人の女性が並べられ、裸にされる。
そして、のぞき穴から覗く男。この時、私たちものぞき穴から覗いているのだ。

そうして、私たちもいつの間にか深く暗い物語の世界に入り込んでしまう。

舞台は変わって、北イタリアのトリエステ。
ここに、一人の女性イレーナがやって来る。

彼女は金細工の工房を営むアダケル家が見える部屋を借り、不審な行動をとり始める。
それは、周りから見ればほとんど病気みたいなもの。
そして、彼女はアダケル家の家政婦となり、家の娘のテアの世話もすることになる。

これらの行動のすべての鍵は彼女の過去。
彼女の過去に何があったのかは、強烈なフラッシュバックシーンと共に明らかになってくる。

「特別の名だ。ジョルジア。歌にあるだろ」
「地獄にいても、本物の夢はみられる?」
「僕は本物だ。触れられるだろ」

その過去はあまりに辛く哀しいもの。
過去は容赦なく彼女に襲い掛かり、やがてはアダケル家も巻き込む。

「子守唄歌える?」
「子守唄・・・一つだけ」

そんな哀しみを一瞬だけ包み込む子守唄。
そのまま過去をも眠らせてしまえたらどれだけ楽か。

「怖かったの。私は過去を捨てたのに過去は私を放してくれない」

しかし、現実はそんなに甘くない。
過去を完全に捨てることができる人間などいない。
彼女はむしろ、過去を捨てようとするあまりいつの間にか過去の奴隷となっていた。

「今私がいる場所は、歩いても歩いても出発点なの。出口も見つからない」
「一歩ごとに過ちを犯す。私の人生は過ちばかり。一生かかっても償えない」
「私みたいな者にも、未来があるはずだと思ったのが―最大の過ちだった」

そんな彼女に訪れる意外な結末。ラスト30秒のカタルシス。
それは今までと確実に違う出発点。

0418

監督は「ニューシネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ。
音楽はエンニオ・モリコーネです。
しかし、本作品が漂わせるダークな雰囲気はこの2作品とは明らかに異質であります。
そこに違和感を感じてしまいますが、底にあるテーマは他の作品と変わらない気がします。
とにかく雰囲気が全体的に暗いので、非常に苺のシーンが鮮やかに印象に残りました。
最後のほうに一筋の光も見えますが、それでもやはり哀しい映画でしたね。。。
「女は哀しみを食べて生きている」というキャッチコピー。皆さんはどう感じたでしょうか。
私はラストに素直に良かったと思うことが出来ませんでした。
この映画は男性には少々難しいのかもしれません。
それでも観る価値のある作品だとは思います。
ただ、過激な描写も多くR-15指定にもなってますのでそこらへんが苦手な方はご注意を。

私的評価 ★★★★☆

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現在社会人1年目。
仕事に追われブログの更新もやや停滞気味。
そんな私の日常や趣味をだらだらと書いています。
最近は映画の記事が多め。

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