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サマーウォーズCategory : 映画 邦画 .さ行 サマーウォーズ
![]() 本作品は、現実世界と仮想世界を舞台に人と人との絆を描いた作品。 「夏といえば、スイカと花火と女だろ?」 「スイカと花火で十分だよ・・・」 そんなことを友人の佐久間と話す主人公。 彼らは、OZと呼ばれるインターネット上の仮想世界のメンテナンスのバイトをしながら夏休みを過ごしていた。 そんな時に、憧れの夏希先輩からの甘い誘惑が。 「ねぇ、バイトしない?」 「バイトといっても私と旅行してくれるだけなんだけどな。」 先輩の実家は、戦国時代から続く旧家で大家族。 そこに、栄ばあちゃんの90歳の誕生日を祝うために大家族が集まる。 バイトをしにいっただけなのに、主人公と先輩の家族はOZでのトラブルに巻き込まれる。 青空に浮かぶ入道雲。目に眩しい緑の木々。縁側の朝顔。そして、お城みたいな日本家屋。 こんな場所で、仮想世界であるOZ上でハッキングAIとの「合戦」が始まるのだ。 あまりにも両者が遠すぎて、その構図は滑稽にも思える。 しかし、その二つのコントラストが今も昔も変わらない「人と人との絆」という普遍的なものを浮かび上がらせている。 仮想世界で暴れるハッキングAIは、現実世界にまで影響を与えだす。 そして、世界中の人が混乱に陥る。 「とめて、涙を。握って、この手」 夏希が泣いているこのシーンが印象的だった。 涙が抑えられないぐらい悲しい瞬間でも、人と人は繋がっているのだ。 それは、OZの世界でも同じだった。 たとえ仮想世界であっても、人と人とが繋がっていた。 世界中の絆を武器に、ハッキングAIとの「合戦」に挑む。 何も変わってなんかない。 大切なものは昔から同じなんだ――。 家族同士手を離さぬように、人生に負けないように。 もしつらい時や苦しい時があっても、いつもと変わらず家族みんなそろってご飯を食べること。 一番いけなにのはお腹が空いていることと、一人でいることだから。 「時をかける少女」の細田守監督の作品です。 「時をかける少女」が意外と面白かったので、本作品は映画館に観に行きました。 OZの世界観は近未来的で非常に面白かったです。 ゲーム好きな人なら、知識欲を与えたハッキングAIとの「合戦」は、それこそゲーム感覚で楽しめます。 ただ、OZでの世界の繋がりが最後だけじゃなくもう少し欲しかったかなと思いました。 なんか、田舎の大家族に無理に全部を詰めすぎているような印象を受けました。 世界中の人がいるOZという仮想世界で起こってる問題を、なんか田舎の大家族だけで都合よく解決しましたって感じがして。。。 恋愛要素は強いわけじゃなかったので良かったです。 かなり高評価だったので期待して観ましたが、私の中ではそこまではいかなかったかな。 悪くはなかったですけど、まぁ普通でした。 私的評価 ★★★☆☆ スポンサーサイト
Tag : ★★★☆☆映画
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