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オール・アバウト・マイ・マザー

Category : 映画 洋画 .あ行 オール・アバウト・マイ・マザー
オール・アバウト・マイ・マザー [DVD]

~あらすじ~
17年前に別れた夫に関して息子から問われた母マヌエラ。長い間隠していた夫の秘密を話そう
と覚悟を決めた矢先、彼女は息子を事故で失ってしまう。息子が残した父への想いを伝えるため、マヌエラは
かつて青春を過ごしたバルセロナへと旅立つ。


"半分が欠けている"
それがこの映画を観た印象だ。

この映画にはまるで男という存在がない。
様々な女性、そして母親の姿。
意図的に消したというよりは、最初からそんなものはなかったという感じだ。

彼女たちの生き方を見ていて思う。なんて脆くて強い繋がりの中で生きているのだと。
繋がりなんか初めからあってなかったようなものじゃないか。
放って置けばいいじゃないか。
一体何が彼女たちを引き止め繋いでいるのだろう。

マヌエラと出会ったアグラードはなぜすぐに今の仕事をやめたのか。
マヌエラはなぜ息子を嫌でも思い出させるウマの付き人に?
ニナはなぜドラッグ中毒に?そんなニナにウマは何をしてやりたかったのだろうか。
ロサは何故、父親であるロラのことを何も言わないのか。
そんなロサをマヌエラはどういう思いで面倒を見ていたのか。
そもそも、マヌエラとロサはロラのどこに惹かれたのだろう。
ロサの母親はどうして多少強引にでも娘を連れ戻さなかったのか。

なぜなのだ?

少なくとも、私はこれらいくつかの事柄はおかしいと思っている。
いや、おかしいというよりは理解できないといったほうが正しいかもしれない。
ただ、何かしら否定できないような芯の通った強さを感じるのだ。
なぜ?
すべての物事が深く優しく包みこまれていくような。。。
これこそが女性であり、母性というものなのか・・・?
やはり半分が欠けている。
それはきっと観ている自分側の問題だ。

"カメレオンのための音楽"の中でカポーティは次のように言っている。
「作家は、自分のすべての色合、つまり可能な全能力を、同じパレットの上に出して混ぜ合わせるべき
 なのである」と。

振り返るとこの映画は色彩豊かな映画であった。
ただ残念ながら私には、パレットの上で混ざり合った色が何色かわからなかったのである。

20110925

タイミングが合って久しぶりに「ブログDEロードショー」に参加させてもらいました!
今回はヨーロッパの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の作品。
正直なんかよくわからなかったというのが一番の印象です。
全然ジャンルが違う映画ですが、「8人の女たち」を観たときの感覚と近いものがあります。
しかし、すごく退屈だったというわけでもなし。そこは監督の表現方法が良かったんだと思います。
カメレオンのための音楽は手元に持っていたので、ちょっと得した気分でした。
カポーティがあえて自らを中央舞台に位置せしめるという手法をとっていたのを考えてみると、
アグラードが一番監督自身に近いんでしょうか。
ずっと物語の中心にいながらも、他の人を実にうまく繋ぎとめています。
「イヴの総て」と「欲望という名の電車」は観た事がなかったので残念。

個人的にはロサがマヌエラへ"息子にすべて話して"と言った一言が印象に残っています。
今度はちゃんとエステバンに欠けていた半分を与えてやってねと。
女性というものを描きながらも、やっぱり父親も必要なんだよと私は勝手に解釈しました。

私的評価 ★★★☆☆
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ユー・ガット・メール

Category : 映画 洋画 .や行 ユー・ガット・メール
ユー・ガット・メール [DVD]

"ハンドルネーム:ショップガール"
本当の名前はキャスリーン。
母親の代から続く小さな絵本の店を経営している。

"ハンドルネーム:NY152"
本当の名前はジョー。
大手の本屋チェーンの経営者。

二人の日々の楽しみはネット上でのメールのやり取り。

"コンピュータの立ち上がりがもどかしい"
"オンラインすると、私は息を止めてあの言葉を待つの。ユー・ガット・メール"

顔も名前も知らない相手だけど、それが案外良かったりする。
何でも話せるし、何でも話してくれる。
現実なんて忘れて楽しめる。

しかし、現実を見てみると、偶然にも二人は顔見知り。
そして、偶然にも憎き商売敵。
顔を合わせる度にいがみ合い口喧嘩。

そんな二人はとうとう会う約束をしてしまう。

「今夜ここに来るはずの人は優しくて面白くてユーモアのセンス抜群」

お互い相手のことはメールのやり取りでちゃんと"知っている"はずだ。
でも、二人は相手のことを"知っているつもり"になっているだけ。
そこが、ネット上でのやり取りの怖いところ。

例えば、ここで私の髪の色って何色だと思います?って質問したらどうだろうか。
おそらく、大抵の人は普通に黒だと思っているんじゃないだろうか。
(ちなみに今は茶髪)
この黒だと思っているっていうのも私の勝手な想像だけど。

まぁ、何にせよ自分の想像が先に行き過ぎると、肝心なものが見えなくなる時がある。

「Eメールのやり取りって大抵は意味のない会話だったりするけど、私にはそれがとても大切になってたの」

大切なのは、"メールの相手が誰だったのか"という結果じゃなくて、
"自分はその人とどんなメールをしてきたのか"という過程。
もっと自分に素直になればいい。
そしたら二人はきっとまた出会えるから。

「土曜の昼にまた偶然出会わない?」

出会いはいつだって偶然・・・いや、必然かな。

2010-1117

この作品結構評価が高い作品ですが、私はそこまではなかったです。
最近は色々とネットでの交流の場も増えて一般的にも浸透しつつあるからでしょうか。
この映画が製作された年に観ていたら、もっと新鮮さとかがあって良かったのかもしれません。
後は、こうしてブログなどやっていてネット上での交流がある人と、
そうじゃない人とでは観た印象がだいぶ違ってくる映画だと思います。
内容は本当に王道で安心して観られます。
出来すぎな感じもありますが、まぁそこは映画なので。(笑)
メグ・ライアンは相変わらずキュートで好きです。
こういう映画だと彼女は見事にはまり役だな~と思います。
こういうのを観るとネット上での繋がりも大切な繋がりの一つだなと改めて感じますね。

私的評価 ★★★☆☆

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

Laundry

Category : 映画 邦画 .ら行 Laundry
Laundry [ランドリー] [DVD]

"僕の名前はテル"
"本当はテルオだけど、みんなテルって呼んでる"
"僕はコインランドリーで働いている。洗濯物が盗まれないように見張っている仕事だ"

"私の名前はミズエ。あまり好きな名前ではない"
"私には夢があった。いつかはこの街を出て、東京の花屋に勤める"
"たったそれだけのことだった"

テルは、脳に傷を負っているが、心は真っ白で純粋。
一方、ミズエは脳に傷はないが、心に深い傷を負っている。
そんな二人の出会いはコインランドリー。

それまでのテルにとって、世界のすべてはコインランドリーだった。
ミズエは世界のすべてを自分の中にしまい込んでしまっていた。

「わかってるの。あんまりしゃべらない人は心の中でいっぱいしゃべってるの」

二人には共通点があった。あまり喋らないこと。
どんどんお互いの存在が大きくなる。距離が近づいていく。
それは同時にお互いの世界が広がっていくということ。

「ねぇ、この水溜り私飛び越せるとおもう?」
「無理だよ」
「想像して。ここは深い谷。落ちたら絶対に戻ってこれない。しんじゃうの」
「この谷を飛び越したら、私は違う国へいける」

二人は気づいたら飛び出してた。
一歩外に出てみるとそこはまるで別世界。
今までとはまったく違う自分がそこにいる。

でも本当に?
結局今まで通りじゃないの?

"ねえ、想像して・・・"

大丈夫。
確かにそこにいる。
ちゃんと見てる。
しっかり見ててくれてる。

"こういうの、地球では愛って言うんだよ。宇宙では知らないけどね"

2010-1110

雰囲気はかなり良いんですが、内容はもう一つって感じですかね。
ちょっと長くて退屈しちゃった感じがあります。
そして、もうちょっとコインランドリーで話が展開して欲しかったです。
途中からコインランドリーを飛び出しすぎてたなあと。
こういうのは、空気感を楽しむ映画というか、あまり考えて観る映画じゃないですね。
ただぼんやりと観て、なんとなくやんわりと暖かいものに包まれていく感じ。
配役も映画の雰囲気に合っていると思いました。
口笛の上手な若者の話なんかもどこか不思議な雰囲気のある話でした。
あれは結局良い話だったのかなあ。

私的評価 ★★★☆☆

今回から簡単に5段階評価つけとくことにしました~。
今更ながら評価つけといたほうが、後で見返すときに直感的でわかりやすいなあと。
過去記事もぼちぼち修正していきます。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~

Category : 映画 邦画 .は行 ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~
ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~ ファミリー・エディション [DVD]

始まりは子供の頃に聞いた昔話。

昔々武蔵野のある村にお婆さんの形見をなくしてしまったお百姓さんがおりました。
それは普段すっかりほったらかしにしていた古い櫛でした。
でも大切なお婆さんの形見でした。

「もらっちゃえもらっちゃえ、ほったらけにしてるならもらっちゃえ」

それはすべて狐たちの仕業でしたとさ。


時は経ち、主人公の遥は高校生。
友人との会話でふと昔の記憶が蘇る。
きっかけなんてそんなものかもしれない。

「昔は、すごく大事にしてたのに、いつの間にかなくなってるものってない?」
「あんな大事にしてたのに、それも今はどっかいっちゃて。思い出もそうかなあ」

昔、死んだお母さんからもらった古い手鏡。
昔、聞いた覚えのある昔話。

忘れるということは決して悪いことではない。
むしろ、人にとって必要な機能。
ただ、完全に忘れているわけではない。思い出すきっかけを失っているだけ。
そう、この映画はきっかけなのだ。観ている人にとっての。

一度思い出すとなかなかそれは消えてくれない。
だから、どうしても取り戻したくなる。
昔の記憶を辿って行き、遥は狐たちがいるホッタラケの島に手鏡を取り戻しに行く。
そこは人々がほったらけにした物で作られた島。

「泥棒じゃないよ、人間が物を大事にしないから、そうやって物の大切さを教えてくれてるの」

こういうことは本当にその通りだと思う。
わかってはいるんだけど失ってみないとその大切さがなかなかわからないものだ。

手鏡を取り戻しに行く中で遥は狐たちに教えられることになる。
人が最後に何をほったらけにするのか。
それを時間と共にいつかは忘れてしまうものといってしまうにはあまりにも悲しい気がする。

0815

こういう話は好きですねえ。
日本昔話とかジブリとかディズニーとか色々混ざったような感じも受けますが、楽しかったです。
CGはやはりちょっと違和感がありますが、映像は綺麗でした。
ちょうど実家に帰省していたので、クローゼットの奥に埋もれていたダンボールを開けてみました。
そこには、ゴジラとウルトラマンとその怪獣たちの人形がいっぱい入ってました。
ほとんどがじいちゃんに買ってもらったやつです。
どの人形もぼろぼろでセロテープで修復してありました。
小さい時はこの人形でよく遊んだんだな~と今更ながら思いました。
この映画を観てなかったら、たぶん開けてなかったでしょうね。
もしかしたら、この映画をきっかけにみなさんがほったらけにしていた大切な何かが見つかるかもしれません。

私的評価 ★★★☆☆

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ビッグ・ウェンズデー

Category : 映画 洋画 .は行 ビッグ・ウェンズデー
ビッグ ウェンズデー [DVD]

マット、ジャック、リロイの3人は毎日サーフィン三昧だった。
そんな彼らは周囲からも一目置かれる存在。

「いつだって一人さ。それが波乗りさ。頼れるのは自分だけ」

確かにサーフィンはそんなものかもしれない。
しかし、この言葉は若さゆえに言える言葉であることに彼らはまだ気づいていない。

「故郷では若いことって大人になるまでの状態。でもここではすべてなのよ」

若さだけがすべてだったあの時代。
大人になることに必死に抵抗したあの瞬間。
そして、いつもみんながいたあの場所。

彼らの青春のすべてがそこにはあった。

しかし、彼らも時代の波には逆らえない。
時代の波は容赦なく押し寄せ、彼らの青春を押し流す。

南のうねり、西のうねり、北のうねり。
カリフォルニアの四季の波と共に彼らも変わっていく。

波に上手く乗れず、ぶらぶらと漂う者。
波に乗ったはいいが、いつの間にか遠い所まで来てしまった者。
そして、波に押しつぶされた者。

彼らは、酒に溺れ、かつての恋人を失い、戦場で死んだ。
こうして、傷つき、迷い、立ち止まり、忘れながら大人になっていく。

消え行く青春の中で、やがて訪れる偉大なうねり。

「何もかも押し流すどデカい波だ」

伝説の大波であるビッグ・ウェンズデーの到来。
すべてのケリをつける時がきたのだ。

「大事なことなんてそう多くはない。一番大事なのはお前たち3人の気持ちさ」

そう、大事なことなんてそう多くはない。
だからこそ、3人は再びやってきて、そして、また別れる。
そこに、言葉や理由はいらない。
もう彼らは大人になったのだから。

0620

遅ればせながら、今回も「ブログ DE ロードショー」に参加させてもらいました。
今回の作品は「ビッグ・ウェンズデー」初見の映画であります。
もしかしたら、この企画がなければ観ることはなかった作品かもしれません。
率直にまず思ったことは、流れてくる音楽も含め時代を感じる映画でした。
そして、マット達の馬鹿騒ぎっぷりが何ともダサイ!
それでもああいう馬鹿騒ぎはやってる時は楽しくてしょうがないんですよね。
あの今しかないって感じがまさに青春といった感じがします。
後半部分からは、前半の馬鹿騒ぎっぷりが懐かしくなるほど、センチメンタルな気分になりました。
ちょうど今年就職して、一気に地元の友達と連絡をとることが少なくなったので、
私もちょっとずつ大人になってるんだなって感じがして。
そういうこともあり、楽しみながらも結構しんみりしちゃいました。
あと、これからの季節にはぴったりの映画ですね。
サーフィンやったことないですが、ちょっとやりたくなっちゃいました。
見た目だけはサーファーみたいに焼けちゃってるんですけどねえ。
私の場合はサーフィンなどではなく、単に先輩達に混じって草野球してたらそうなったのですが。(笑)
ちょっと最後に話が逸れましたが、今回も楽しく鑑賞させて頂きました。
次回の企画も楽しみにしています。

私的評価 ★★★☆☆

テーマ : 映画レビュー
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たそがれピエロ

Author:たそがれピエロ
現在社会人1年目。
仕事に追われブログの更新もやや停滞気味。
そんな私の日常や趣味をだらだらと書いています。
最近は映画の記事が多め。

当ブログはリンクフリーですのでお気軽にどうぞ。

好きなアーティスト
・椎名林檎
・東京事変
・中島美嘉
・宇多田ヒカル
・富田ラボ
・Mariah Carey
・Sade
・Donny Hathaway etc...

好きな作家
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・東野圭吾
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