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扉は閉ざされたまま

Category : 本・雑誌 小説 .あ行 石持 浅海
ぽぽ♪さんのレビューを見て、自分もこの本読んだなと思い返す。
本棚から取り出し軽くぱらぱらと読み返してみた。やはり感想は最初読んだ時と変わらなかった。
せっかくなのでブログに書き留めておく。

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)

この世界には、いくつもの扉が存在する。
それは、目に見えるもの、見えないもの様々である。
この小説も例外なく、目に見える扉、そして見えない扉が存在する。

この物語に存在するもう一つの閉ざされた扉。
それは、二人の心を繋ぐ扉。
決定的に違う二人を。それは、お互いだけにしかわからない違い。
伏見は知っていた。
扉の向こうに何があるのかを。
そして、成長した彼女もまた扉の向こうに何があるのか知ってしまう。
あの頃とは違う。
すべてわかった上でやることに何か意味があるのだろうか。
それが、決して埋まることのない虚しさをなくしてくれるのだろうか。
決して繋がることのない二人の扉。
扉は閉ざされたまま。

0305

途中までは本当に緊張感を持った面白い本だと思います。
最初から犯人がわかった状況で物語が始まっていく倒叙型の推理小説も読んでみると意外にも新鮮で良いですし、
いわゆる天才同士の頭脳戦というのも好きです。
犯人の心理的な動きが会話に絶妙に反映され、些細な会話に至るまで非常に緻密に計算されています。
多少推理が飛躍している箇所もありますが、それでも許容範囲内です。
しかし、肝心の動機の内容と、その推理の部分が残念と言わざるを得ません。
ここに関しては、完全にぶっ飛びすぎてまったくついていけませんでした。
一応、伏線はあったとしても、あれじゃ到底納得できません。
いくら天才でも、そりゃないでしょうって感じです。
動機の部分がしっかりしていれば、とても面白い作品だったのに本当に残念。

私的評価 ★★★☆☆



「俺たちは似たもの同士ではあっても、同類ではない」
「そう」「賢くて、冷静で、物事に動じない ――」
「かなりの誇張がありますけれど、わたしたちが共にそういうふうに思われていることは理解しています。けれどわたしたちは、決定的に違う」
「伏見さんは冷静だけど、とても熱い人です。でもわたしは冷静で、冷たい ――」
「あの頃のわたしは、それに気づいていませんでした。でも、伏見さんは気づいていたんですね」





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ストロベリーナイト

Category : 本・雑誌 小説 .は行 誉田 哲也
ストロベリーナイト (光文社文庫)

色を感じなくなった人の悲しい話。

昔は物体に色が付いていると思ってた。でも、違う。
光には色に応じた波長があり、光が目に入るとそれを色として人間が知覚しているのだ。

色がない世界には光がない。真っ黒な世界を変えるには目を開ければいい。
目を開けさえすればきっと光は届く。きっとそこに色はある。
きっとそのことを忘れているだけなんだ。

0117

とにかく内容が多く展開が早い作品でした。シリーズ物の1作目だからでしょうか。
これからそれぞれについて深く書かれていくのかもしれませんね。
ただ、シリーズの1作目に姫川の過去だとか、部下の件だとかは急ぎすぎではという印象。
それを書くならもう少し、犯人の心理描写などを深く書いて欲しかったです。
姫川を始めとする各登場人物が個性豊かで、それが捜査に表れていたりする所は良かったです。

私はとにかく冒頭のシーンの刺激が強すぎたみたいで駄目でしたがね。
映像よりも、頭で想像してしまうほうが余計に気持ち悪いですね。
とにかく殺害シーンの描写がグロイので、そういうのが駄目な人はやめといたほうがいいです。
あと、犯人がわかりやすい。
姫川みたいに勘でこの人が犯人かなと思ってたら、本当にその通りで少し拍子抜けでした。

ただ、文章は比較的読みやすく、退屈はしないはず。
シリーズ2作目以降は気が向いたら読んでみようかなという感じでした。

私的評価 ★★★☆☆



ちゃんと赤い。どっちが綺麗?うそうそ。同じだよ。同じでいいの。
同じだから、安心できるんじゃない。
この赤が綺麗だから、綺麗な赤がみんなと同じだから、
こうやって比べて見ても、どっちがどっちだか分からないから、安心なんじゃない。
分かる?



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夢・出逢い・魔性―You May Die in My Show

Category : 本・雑誌 小説 .ま行 森 博嗣
夢・出逢い・魔性 (講談社文庫)

この本は、森博嗣氏のVシリーズ第4作目です。以前紹介した森博嗣氏の本とは違うシリーズです。

この本の良さは何といってもタイトル。
夢・出逢い・魔性―You May Die in My Show。。。なんて素敵な響き。私だったら一生かかってもこんな素敵なタイトル思いつかない。

しかし、「夢で逢いましょう」なんて台詞どういう状況で言うんだろう。知っている人にこんなこと言われると怖い。知らない人に言われるのはさらに怖い。
「逢いましょう」という言葉自体には恐怖はあまり感じないが、「夢で」と付け加えるだけで恐怖が増大する。

現実と夢の違いなんて、目を閉じているかどうかの違いだけなのに。
だから、怖いのかもしれない。
夢で起こったことを現実にしたいと思い、現実が全部夢だったらと思うから。


タイトルに惹かれてこの本を買った人はおそらくその内容に落胆したことだと思います。
内容はいたって普通の殺人事件です。私みたいにシリーズをずっと読んでる人は変わらず森氏の言葉遊びを楽しみながら読むことができると思いますが、それを含めてもシリーズの中ではそれほど面白い方ではないと思います。

まぁこの本は、ジャケ買いならぬタイトル買いの本でしょう。

私的評価 ★★★☆☆



目標なんて、あっても、なくても、人は生きていくのかしら。
毎日毎日・・・・・・。
草や木と、同じなんだ。そう思いました。全部、夢なんだ。そう思いました。
きっと、花や、葉っぱや、根っこが、夢を見ているんだわ。
自分たちが動けないから。
虫や、鳥や、動物や、人間になっている夢を、
見ているんだって・・・・・・。



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たそがれピエロ

Author:たそがれピエロ
現在社会人1年目。
仕事に追われブログの更新もやや停滞気味。
そんな私の日常や趣味をだらだらと書いています。
最近は映画の記事が多め。

当ブログはリンクフリーですのでお気軽にどうぞ。

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