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奇人たちの晩餐会

Category : 映画 洋画 .か行 奇人たちの晩餐会
奇人たちの晩餐会 リマスター版 [DVD]

~あらすじ~
出版業を営むブロシャンには密かな楽しみがあった。それはバカな人間を招待しては仲間で笑い物にするという晩餐会だ。今回はマッチ棒の工作が趣味という税務局勤めのピニョンという小男を見つけたのだが、当日ギックリ腰になり動けなくなったブロシャンはピニョンと二人きりになってしまうのだった……。


水曜日に開催される晩餐会あなたは知っていますか?
地位も名誉も手に入れたお金持ちがひっそりと開催するという晩餐会。
しかし、招待されたらお気をつけください。それはあなたをバカにするための晩餐会なのですから・・・

お金持ちの考えることってたまに常人ではついていけないですよね。
TVで大富豪のよく訳の分からない趣味をみると、なぜそんなことに労力とお金をかけちゃうのって感じで。
ただ、今回の趣味はいささかタチが悪い。誰がみてもそれは悪趣味でしょ~って思っちゃいます。
わざわざ労力をかけてこいつこそはバカだ!ってやつを見つけて晩餐会に招待するという名目で誰が一番バカなのかを決めるなんて。。。

しかし、この晩餐会に招待される客を侮るなかれ。
気づいたら思わず笑っている自分がいる。
あれほどまでに悪趣味だと思っていたのに、なぜ笑えるのか。
それは、傍観者だから。結局は自分の人生に関係なんてないのだ。
その瞬間、その一夜笑ってそれでお終いなのだ。
その笑いに意味なんてものはないし、その夜に続きなど存在しない。

しかし、今宵は違う。
どういう理由か招待客が私の世界に入ってきた。
土足で踏み込んで荒らしていく。
恐れ、焦り、怒り。
これじゃあ、まるで自分がバカみたいじゃないか・・・
招待客の姿がふと自分に見えた気がした。

別に意味もなく笑ってもいい。誰かをバカにしたくなる時もある。
自分が起こした無責任な事柄なんてそこら中に溢れてる。
ただ、これだけは知っておいたほうがいい。
あなたのやった事がいつ意味をもち、どこに続いているのかなんて誰にもわからないということを。

20110921

驚くべきことにタイトルにも晩餐会とありながら晩餐会らしきシーンはほとんどありません。
ほとんどのシーンはブロシャン邸で繰り広げられます。
しかし、まったく退屈しないんです。テンポが良いからですかねえ。
ピニョンはほんとお馬鹿キャラで笑えます。
ただ、あんまり笑いすぎるのは禁物です。いつ自分に返ってくるかわかりませんから。
何事も自分が安全圏にいるとわかってる時はやろうと思えば何でも出来るんですよね。どんなひどいとわかっている事でも。だって自分が安全圏にいるんですから。
しかし、人生ってよく出来ているもんでそんなスタンスでいるといつか必ず失敗します。因果応報とはよくいったものです。
この映画はまさにそんなことをダイレクトで伝えてくれます。
ただ、やはり晩餐会の客を侮ること無かれ。
最後のオチ・・・まさかそう来るとは!ピニョン最高!

私的評価 ★★★★★

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

潜水服は蝶の夢を見る

Category : 映画 洋画 .さ行 潜水服は蝶の夢を見る
潜水服は蝶の夢を見る 通常版 [DVD]

「ここはどこだ?」
「長い眠りから目覚めたんですよ」

ぼやけた視界から映し出される病院の一室。
目覚めたジャン=ドーは"ロック・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)"という状態に陥っていた。

彼は、ある日突然今までいた世界とは全く違う世界に閉じ込められた。
その世界では体が重く、視界が狭く、言葉も通じない。
そう、まるで潜水服を着たように。

E,S,A,R,I,N,T・・・・

このアルファベットの羅列が何なのかわかるだろうか?
これが、言語療法士のアンリエットが取ったコミュニケーション方法だ。
使用頻度の高い順に並べられたアルファベットを読み上げ、それにまばたきを返すことで一文字ずつ綴っていく。
まばたきする方も書き留める方も気の遠くなる作業だ。
その方法で彼が最初に綴った言葉は"死にたい"

しかし、その言葉が他の誰かに届いたこと。
それこそが、絶望の淵に立つ彼を引き留めた最初のきっかけだったのではないだろうか。

「自分の人生は小さな失敗の連続のように思える」

悲惨な運命のおかげで彼は自分の本質に気づく。
それでも、彼は自分の中にある"人間性"にしがみついた。
そして、自分を憐れむのもやめた。

「左目のほかにも麻痺していないものが二つ」
「想像力と記憶だ。想像力と記憶で僕は"潜水服"から抜け出せる」

想像力と記憶は時間や場所を超えて無限に広がる。夢や憧れを実現し、
なりたかった自分になれる。
気づいたら、潜水服から抜け出し、蝶の夢を見ていた。

「海の底だろうと私はかまわない」
「あなたは私の"蝶"よ」

潜水服の重さは、彼だけでなく周りの人までを深い海の底に引きずり込む。
彼が蝶の夢を見れたのは、その重さを背負ってくれる人が周りにいたからだろう。
羽となってくれる人がいるから、自由に羽ばたき飛ぶことができる。

私たちは今まで一体何回まばたきをしてきたのだろう。
その間に、どれだけ自由に羽ばたき飛ぶことができたのだろう。
そして、何匹の蝶と出会ってきたのだろう。

"たくさんの蝶と出会えますように"

彼が20万回以上のまばたきで伝えたかったこと。
孤独の彼方に漂流した者にしか綴ることのできない魂の記録がここにある。

2010-1206-1

ジュリアン・シュナーベル監督の作品です。
いや~素晴らしい映像美の世界を味わいました。
最初はとにかく、霞んで歪んで気持ちが悪いんです。
それも含めて主人公の視点から見える世界がとにかく良かったです。
とても辛く厳しい現実が映し出されているんですが、それでも美しかったです。
以前、記事を書いた「海を飛ぶ夢」にも近いものがあるかもしれません。
観終わった後もどこか前向きに爽やかな気持ちにさせてくれます。
そして、「潜水服は蝶の夢を見る」という邦題も本当に良いです。
とりあえず、今年観た映画でベスト10に入る映画になりそうです。

私的評価 ★★★★★

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ギャラクシー・クエスト

Category : 映画 洋画 .か行 ギャラクシー・クエスト
ギャラクシー★クエスト [DVD]

放送打ち切りから20年を経た今も熱狂的なファンを持つSF番組"ギャラクシー・クエスト"
今日もある都市で、ファン集会が開かれていた・・・

「あのアホなセリフはもう二度と言わんぞ」
「絶対にな!」

「私なんかインタビュー記事はバストのサイズばかり」
「どういう役か誰も聞かない」

「友達だろ?」
「俺のセリフを盗み、第二話から外して?」

友情で結ばれた宇宙探査局(NSEA)所属プロテクター号の乗組員
どんな危険に遭遇しようとも彼らの友情にひびは入らない・・・はず。
言わば一発屋みたいな状態になっていた出演者らは自分の存在意義というものを見失っていた。

そんな時、その集会で艦長ら出演者は本物の宇宙人と遭遇してしまう。
そして、自分たちの星を助けて欲しいと言われてしまう。
彼らの星では"ギャラクシー・クエスト"は歴史的ドキュメンタリーになっていたのだ。
艦長はてっきり、取材か何かだと思いあっさり引き受けてしまう。

いざ、助けに行くとそこには本物のギャラクシー・クエストの世界が。
宇宙人は、何から何までそっくりそのまま創り上げてしまったのだ。

「ここは宇宙だ。スリルじゃないか」
「こんな大芝居、役者冥利に尽きる」

他の出演者らは、その光景に圧倒され、引き気味になる中、艦長だけはノリノリで敵を倒そうとする。

"聞いたセリフ・・・"
"第81話 V3星襲撃"
"あれの再現を?"
"ムリだ"
"第81話の作戦をマネるだけだよ"
"81話のおれは死ぬ!"
"忘れろ"

"目を狙え!第22話だ"
"目なんかない"

"なぜこんな物が?"
"ドラマだからさ!"
"イヤよ!"
"シナリオを書き直して"
"このシナリオ・ライターは死ね!"

しかし、当然というか番組どおりにはいかない。
ついに艦長は本当のことを打ち明ける。

「全部芝居だったんだよ。嘘だったんだ」
「俺は艦長じゃないし、NSEAも存在しない。あの宇宙船も嘘」

でも、全部打ち明けたところでこの状況は変わるのか?
じゃあ、助けるのをやめる?ハッピー・エンドは?
今こそ彼らの存在意義が試されている時じゃないのか?
だったら、彼らは筋書きが用意されていないこの大舞台を演じきるしかないじゃないか。

残された切り札はオメガ13。
しかし、肝心の機能は実は彼らも知らない。
でも、そんなこと今更知ったこっちゃない!
ネバーギブアップ!ネバーサレンダー!

2010-1204

スタートレックのパロディー映画です。
映画を観て、こんなに笑ったのは久しぶりです。
とにかく面白かったです。
笑えるだけでなく、最後には謎の感動。。。
最高級のB級映画です。
B級の雰囲気がオープニングからぷんぷんと漂っているのですが、キャストとか結構豪華です。

私的評価 ★★★★★

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

裏窓

Category : 映画 洋画 .あ行 裏窓
裏窓 [DVD]

「"理性"ほど人間に厄介なものはないわ」

理性と情動という言葉がある。
覗きという行為自体は、"知りたい"という純粋な欲求に基づいた情動的行動であることは間違いない。
しかし、一般的に見れば明らかに理性的ではないし、下手したら犯罪になりかねない。

「6週間窓から近所を眺めてるだけなんて、こんな退屈のまま放っとくと何かしでかすぞ」

カメラマンのジェフは足を骨折して自宅で静養中。
まぁ、こんな状況に置かれると理性的な判断を下せなくなるのかも。

彼の近所には、ミス・ロンリーやミス・グラマー。
売れない作曲家やベランダで寝る夫婦。
よく分からない作品を作っている女性や新婚ホヤホヤのカップルもいる。
それぞれの何気ない日常を覗くのは退屈しのぎにはちょうどいい。

「ここもトラブルの臭いがする」
「足を折って窓から外を見て余計なものを見る」

看護士ステラの悪い予感が当たったらしい。どうやらジェフは余計なものを見てしまう。
なんと"殺人事件らしきもの"を見てしまったみたいなのだ。
恋人のリザと友人刑事のドイルも巻き込みながら調査を進めていく。

しかし、本当に殺人事件が?
そして、あのセールスマンが犯人なのか?

ジェフが見たものはあくまでも"殺人事件らしきもの"であって彼の想像の域に過ぎない。
それはつまり、かなりの確立で危険が潜んでいるということ。
しかし、ジェフの"知りたい"という欲求はどんどん加速していく・・・

そこで、ふと気づく。
ああ、自分もジェフと同じじゃないか。
この事件の結末を純粋に"知りたい"からこの映画を観ているんだと。
本当に人間ってやつはどうしようもないな。

"まったくこの世はのぞき魔だらけ"
"皆家を出て気分転換に人の家をのぞく"
"ちょっとした哲学でしょ"

2010-1114-1

初めて観たヒッチコック作品です。
人間の心理を上手く利用していて面白かったです。
中盤から終盤に向けてはかなり緊張感がありました。
ちなみにヒッチコックは、作曲家の部屋で時計のねじを巻いていたそうです。
全然気づかなかった!
グレース・ケリーはほんと美人ですね~。
彼女が近所にいたら、それだけで退屈なんてしないだろうな~ってぐらい綺麗です。
事件の展開も面白いですが、ジェフとリザの会話も洒落ていて良いですね。
近所のそれぞれの日常も勝手に覗いているだけで、あくまでも想像で話が進んでいくのがすごい所です。
最後もユーモアと皮肉がたっぷりつまった結末が用意されています。
看護士ステラもあっと驚くような結末・・・最後まで覗いて良かったと思うか悪いと思うかはあなた次第です。

私的評価 ★★★★★

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ジャンル : 映画

遠い空の向こうに

Category : 映画 洋画 .た行 遠い空の向こうに
遠い空の向こうに [DVD]

"きれいだった"
"棒立ちで空を駆け抜けるのを見た"
"世界の至る所で誰もが僕と同じ物を見られた"

すべての始まりは、アメリカの10月の空を横切った人工衛星スプートニク。
後にNASAのエンジニアとなるホーマーはそれを見てロケット作りを決意する。

しかし、ホーマーがいる街では誰もが上空よりも下界に興味がある。
例えいつかは枯れるものだとしても彼の街では炭鉱がすべてなのだ。
その中でのロケット製作は笑いものにされるばかり。
だって、ロケットを作ってこの街を飛び出せる確立は100万分の1なのだから。

「私が不運な生徒達を信じていたら?」
「信じないと教えられません」

「信じろとは言わない。でもホーナーはあなたの息子よ」

それでもホーナーはとても幸せ者だ。
夢をしっかり見ててくれる人が傍にいたから。
特に母親とライリー先生の存在は計り知れないものがある。

「坑内は僕の人生じゃない」
「僕は宇宙へ飛びたい」

「今日ロケットを飛ばす」
「見に来てほしい」

「確かにブラウン博士は偉大だが、ヒーローじゃない」

そんな中で、唯一彼の夢に否定的だったのが父親だ。
しかし、それもやはりホーマーのことを考えてのこと。
そんな頑固で不器用な父親だが、ホーマーにとってはヒーローなのだ。
だから、どうしても直接見てもらいたかった。
自分と似ている父親だからこそ、見たら絶対にわかってもらえると思っていたから。

そして最後のロケットの打ち上げ。
このシーンには思わず鳥肌が立った。

ある程度の年齢になれば、夢の実現がそんなに簡単なものじゃないことぐらいわかる。
才能だったり努力だったり周囲の協力だったり、時には運も必要だ。
でも、高く高く昇って行くロケットを見ていると、そんな事いつの間にか忘れていた。
そして、もう一つ大切なことを教えてくれる。
夢の実現に必要なもの。
それは突き進んでいくこと。
どんな状況だろうと誰に何と言われようと。

2010-1107

今回の「ブログ DE ロードショー」は"遠い空の向こうに"でした。
私が作品を選ばせてもらいましたが、どうだったでしょうか。
この映画は邦題も素敵ですが、原題の"OCTOBER SKY"が原作"Rocket Boys"のアナグラムになってるんですよ。
いや~お見事ですね。
私自身も実は久しぶりの再見だったんですが、やっぱり大好きな映画です。
最後のシーンでは思わず涙が出そうになりました。
昔はロケットボーイズに感情移入してたんですが、今観ると父親の気持ちがよくわかります。
それにしても、なんで空とか宇宙ってあんなに魅力的なんでしょうかね。
流れ星のように綺麗に見えるスプートニクだって実は軌道を描く孤独な鉄の塊なのに。
でも、空を眺めていると"ここじゃないどこか"に連れて行ってくれる気がするんですよねえ。
ホーマーもスプートニクを見た時そんなこと思ったんじゃないかなあと。
個人的にはホーマーのロケットについて"何が知りたい?"って聞かれた時の"何もかも"が最高に好きです。
そして何といっても最後のロケットの打ち上げ!
今まで関ってきた人が空を見上げる姿は本当に最高です。
遠い空の向こう・・・あなたならその先に何を見つめますか?

私的評価 ★★★★★

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たそがれピエロ

Author:たそがれピエロ
現在社会人1年目。
仕事に追われブログの更新もやや停滞気味。
そんな私の日常や趣味をだらだらと書いています。
最近は映画の記事が多め。

当ブログはリンクフリーですのでお気軽にどうぞ。

好きなアーティスト
・椎名林檎
・東京事変
・中島美嘉
・宇多田ヒカル
・富田ラボ
・Mariah Carey
・Sade
・Donny Hathaway etc...

好きな作家
・森博嗣
・東野圭吾
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